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2年半もブログをほったらかしにしてしまった。
また、少しずつ、書き足していこうと思います。
でも、内容は、無駄話です。

過去記事

2011年11月25日

工場の洪水対策 解除

うわんです。
工場の洪水対策 解除

約1ヶ月半に渡った、洪水に対する厳戒態勢。
私の勤める工場では、ようやく、その厳戒態勢が解かれたようである。

正面玄関から、工場に通じる、通路を塞いでいた、ビニールシートと土のうによる、防水壁が撤去された。
工場に荷物を搬入するための大きなシャッターも解放された。
工場の中に、久しぶりに「太陽光線」が差し込んだ。
ちょっと湿気を含んだ爽やかな風も入ってきた。

うれしい事である。

入口を塞いている、ブロックとコンクリートで作った高さ1メートル程の壁の撤去はまだされていないが、近々、壊される事だろう。

10月5日、サハラッタナコーン工業団地、浸水のニュースが飛び込んできてから、浸水の被害の大きさに驚き、首都バンコクを防衛するために、その周辺にある私の勤める工場付近も浸水すると言う情報に踊らされた1ヶ月半であった。
入って来る情報の確実性は、誰がどう見ても、正確とは思えなかった。
むしろ、色々正式に発表される情報に、「尾ヒレ」を付けた情報ばかりが、流されていた。
「1メートルの浸水だ」、「イヤ、1メートル50だ」とか。根も葉も無い情報ばかりが、まことしやかに流された。

今思えば、春の小川にメダカの学校を見に行くのに、戦艦大和を準備して太平洋に乗り出したような気がする。

日本には「備えあれば憂いなし」と言う言葉がある。
「霜を履んで堅氷至る」とか、危機に際して、慎重な対応をする事を進めることわざもある。
それとは、反対に「落ち武者は薄の穂にも怖す」なんて、ことわざもある。

実際に、被害に遭われた方には、心からお見舞いを申し上げる。
その被害に遭われた人も、いい加減な情報、コロコロ変る情報、尾ヒレの付いた「噂」に、翻弄され続けた事であろう。

今回の場合、確かに「未曾有」の事態であったとは、思う。
しかし、あまりにも、いい加減な情報が流れ過ぎた感もある。
新聞やテレビでは、被害にあった地域に行って、興奮したオバサンへのインタビューを、流したりしてパニックを煽っていたりした。

そう言えば、日本の震災の後で起きた原発事故に、耳慣れない放射能の線量の単位がニュースで連発されていた。
それが、どう言う単位で、どのような影響があるのかも知らずに、ヒステリックに「たいへんだ!」と騒いでいるような気がした。
正しい測定方法どころか、測定器の操作も、その数値の意味も正しく理解しないで、ニュースや新聞に出て来る数字と見比べて、パニックになっている人も多かったことだろう。

工場の防水対策が解除され、幸いにして、なんの被害も出なかった事にホッとすると同時に、正しい情報を正しく流す事と、何が正しい情報であるかを選択するためには、どうすれば良いのかを改めて、考えされられた。

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毎年、12月になると、今年の世相を表す漢字が発表される。
1995年の阪神淡路の震災の時は、「震」だった。
2004年は自身、台風、豪雨、猛暑などがあり、「災」だった。
1999年、東海村で臨界事故があった年は、「世紀末」の「末」だった。
今年は、どんな漢字になるだろうか?
原発の「原」とか被曝の「被」とか「曝」、津波の「波」とか放射能の「放」。
停電の「停」とか…

いずれ、明るい記憶にはならない。

タイなら洪水の「洪」とか「水」かも知れない。
個人的には「噂」が良いと思っている。


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Posted by うわん at 00:01│Comments(2)タイのバカ話
この記事へのコメント
おひさしぶりです。

ようやく少し皆さんのブログも拝見する余裕ができました(笑)。

勤め先の工場はロジャナの近くですが、「3m級がくる」と言われ「そんな水が来たら何をやっても同じだ」と社長にいわれ土嚢もほとんど手配しないうちに水が上がりだし、結局胸ぐらいの高さだったそうです。

自宅は、来る、来ると言われながらなかなか水が上がらないので「まさかこんなに住宅が密集している場所だから何か対策を採るであろう」と思っていたら、やっぱりきてしまい、結局首ぐらいまで行ってしまいました。

お金があるなら、やりすぎでもかまわないから、やっぱり予防策をとっておいたほうがよいのかも。後始末のわずらわしさと、それにかかる費用、期間の長さは半端ではありません…。
Posted by NAPPY at 2011年11月25日 11:50
NAPPYさん すlンご~くお久しぶりです。
洪水の被害にあった所は、大変だったですね。
水が引いた後、の整理、後片づけ、滞った仕事の手配、想像するだけで、気が遠くなりそうです。
私の所は「オオカミが来る」だけで済みましたが、タイ人の「情報」には、それぞれ自分の「想い」「期待」「想像」を適度に加えて、次に伝達するのだと言う事を、「実感」しました。

日本人は、そのいい加減な情報を聞いて、「被害の大きい順」または、「声の大きい順」に信用する事を知りました。

でも、NAPPYさん ご無事で何よりです。
Posted by うわん at 2011年11月26日 07:48
 
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