2012年09月12日
取り説
うわんです。
![取り説](http://img01.namjai.cc/usr/thaipiyo/IGUCHI-s.jpg)
数日前に、クマが数を認識出来ると言う記事を書いた。
もしかすると、クマよりは、少し計算が出来るかもしれない私の仕事では、時々「計算」が必要になる。
エクセルとか、CADを使って、スマートに計算できれば良いのだが、そこまでコンピュータを使いこなしてはいない。
だから、紙に計算式や略図を書いて、あちこちに三角形を書きながら、ああでもない、こうでもないと、原始的な思考を繰り返している。
口では、「今の若いモンは、計算の一つも出来ない」といいながら、その実態は、私が、コンピュータと言う便利な機器を使いこなせていないのである。
実際、エクセルなどを開いて、一番上の「数式」なんて所をクリックするだけで、関数とか三角などの計算式が打ち込めるようになっている。
数学/三角と書いてある項目をクリックするだけで、60個もの計算に必要な式が出て来るのである。
英数字の略号で示された計算の方式は、入力する順番から、ちゃんと決まっていて、「知っている」人なら、便利なのだろう。
さすがに、手回しの計算機の経験はないが、カシオの関数計算機に慣れ親しんだ「お年頃」なのである。
いつの頃からか、プログラムと言うスタイルになり、今のエクセル同様、数式と同じ方法で、入力出来るようになった。
私が覚えた頃は、sin30°と打つ時は、「30」を先に打ち込みそれから「sin」と書かれた関数キーを押す方式だった。
だから、紙に書いた計算式を計算機に打ち込む時、30°のサイン かける85のひっくり返し(1/xの意味)て、カッコの45足す事の・・・・・
なんて、呪文をぶつぶつ言いながら計算していた。
沢山の計算をする時は、このぶつぶつ言う呪文が計算のリズムとなり、手が勝手に動いてくれるのである。
日本にいた時から手になじんできた計算機がとうとう壊れてしまった。
最近は、自分で計算する頻度も少なくなったが、それでも、若い連中にいちいち「これ計算して」と頼むのも癪なので、新しい計算機を買いに行った。
CASIOの「fx-85ES」と言う計算機を買った。
本体の大きさの割には、立派な箱に入っている。
![取り説](http://img01.namjai.cc/usr/thaipiyo/s-%E8%A8%88%E7%AE%97%E6%A9%9F%E3%81%AE%E7%AE%B1-s.jpg)
で、箱の中身は「取扱い説明書」である。
計算の方法や手順が書いてある説明書が7冊。
付属品の説明書が1冊である。
![取り説](http://img01.namjai.cc/usr/thaipiyo/s-%E8%A8%88%E7%AE%97%E6%A9%9F%E3%81%AE%E8%AA%AC%E6%98%8E%E6%9B%B8-s.jpg)
タイで買ったので、タイ語の説明書が付いているのは理解出来る。
その他、英語を始めとして、中国語、韓国語、アラビア語、スペイン語(だと思う)、などが揃っている。
で、私が読める「日本語」が無いのである。
カシオって日本のメーカーでは無かったか。
日本で売っているカシオの計算機には、日本語の説明書が付いているのだと「思う」
その、1冊を加えても、いいのではないか?
海外で、日本人がカシオの計算機を買うと言う「想定」は無いのだろうか?
たった1冊を加えるのに、どれだけの労力が必要なのだろう?
付属品の説明書に至っては、見た事も聞いた事も無い「言葉」を含めて21種類の言葉で書かれている。
悲しいかな、その21言語の中に「日本語」は含まれていないのである。
カシオだってタイに工場がある。
その中では、何人もの日本人が働いているだろう。
「企業戦士」と言うやつである。
企業戦士は、日本の本社からの支援物資が豊富で、自社製品の日本語取説などいくらでも手に入るのだろう。
私など、企業戦士どころか、「敗残兵」である。
日本企業から見れば、「脱走兵」かも知れない。
そんな、敗残兵、脱走兵に、ナサケは無用なのだろう。
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海外で働く日本人が増えたと言う。
日本にいる日本人には、無縁の話かもしれないが、日本の便利なサービスは、海外では受けられない事が多いのである。
インターネットを使って、世界中何処からでも、コンタクト出来る様々なサービスだって、「登録」するのに日本の住所が必要だったり、「お使いの地域では・・・・」何て、メッセージがボロボロ出て来るのである。
計算機を始めとして、デジカメ、炊飯器、TV等々、日本のメーカーの製品であっても、日本語の説明書が無い物が多い。
海外で、日本人が、日本メーカーの家電を買おうとしても、結構不便なのである。
でも、海外に来れば、日本で買った日本の家電は殆ど使えない。
現地で買い替えなければならないのである。
そこんとこを、日本のメーカーに分かって欲しいのである。
![取り説](http://img01.namjai.cc/usr/thaipiyo/IGUCHI-s.jpg)
数日前に、クマが数を認識出来ると言う記事を書いた。
もしかすると、クマよりは、少し計算が出来るかもしれない私の仕事では、時々「計算」が必要になる。
エクセルとか、CADを使って、スマートに計算できれば良いのだが、そこまでコンピュータを使いこなしてはいない。
だから、紙に計算式や略図を書いて、あちこちに三角形を書きながら、ああでもない、こうでもないと、原始的な思考を繰り返している。
口では、「今の若いモンは、計算の一つも出来ない」といいながら、その実態は、私が、コンピュータと言う便利な機器を使いこなせていないのである。
実際、エクセルなどを開いて、一番上の「数式」なんて所をクリックするだけで、関数とか三角などの計算式が打ち込めるようになっている。
数学/三角と書いてある項目をクリックするだけで、60個もの計算に必要な式が出て来るのである。
英数字の略号で示された計算の方式は、入力する順番から、ちゃんと決まっていて、「知っている」人なら、便利なのだろう。
さすがに、手回しの計算機の経験はないが、カシオの関数計算機に慣れ親しんだ「お年頃」なのである。
いつの頃からか、プログラムと言うスタイルになり、今のエクセル同様、数式と同じ方法で、入力出来るようになった。
私が覚えた頃は、sin30°と打つ時は、「30」を先に打ち込みそれから「sin」と書かれた関数キーを押す方式だった。
だから、紙に書いた計算式を計算機に打ち込む時、30°のサイン かける85のひっくり返し(1/xの意味)て、カッコの45足す事の・・・・・
なんて、呪文をぶつぶつ言いながら計算していた。
沢山の計算をする時は、このぶつぶつ言う呪文が計算のリズムとなり、手が勝手に動いてくれるのである。
日本にいた時から手になじんできた計算機がとうとう壊れてしまった。
最近は、自分で計算する頻度も少なくなったが、それでも、若い連中にいちいち「これ計算して」と頼むのも癪なので、新しい計算機を買いに行った。
CASIOの「fx-85ES」と言う計算機を買った。
本体の大きさの割には、立派な箱に入っている。
![取り説](http://img01.namjai.cc/usr/thaipiyo/s-%E8%A8%88%E7%AE%97%E6%A9%9F%E3%81%AE%E7%AE%B1-s.jpg)
で、箱の中身は「取扱い説明書」である。
計算の方法や手順が書いてある説明書が7冊。
付属品の説明書が1冊である。
![取り説](http://img01.namjai.cc/usr/thaipiyo/s-%E8%A8%88%E7%AE%97%E6%A9%9F%E3%81%AE%E8%AA%AC%E6%98%8E%E6%9B%B8-s.jpg)
タイで買ったので、タイ語の説明書が付いているのは理解出来る。
その他、英語を始めとして、中国語、韓国語、アラビア語、スペイン語(だと思う)、などが揃っている。
で、私が読める「日本語」が無いのである。
カシオって日本のメーカーでは無かったか。
日本で売っているカシオの計算機には、日本語の説明書が付いているのだと「思う」
その、1冊を加えても、いいのではないか?
海外で、日本人がカシオの計算機を買うと言う「想定」は無いのだろうか?
たった1冊を加えるのに、どれだけの労力が必要なのだろう?
付属品の説明書に至っては、見た事も聞いた事も無い「言葉」を含めて21種類の言葉で書かれている。
悲しいかな、その21言語の中に「日本語」は含まれていないのである。
カシオだってタイに工場がある。
その中では、何人もの日本人が働いているだろう。
「企業戦士」と言うやつである。
企業戦士は、日本の本社からの支援物資が豊富で、自社製品の日本語取説などいくらでも手に入るのだろう。
私など、企業戦士どころか、「敗残兵」である。
日本企業から見れば、「脱走兵」かも知れない。
そんな、敗残兵、脱走兵に、ナサケは無用なのだろう。
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海外で働く日本人が増えたと言う。
日本にいる日本人には、無縁の話かもしれないが、日本の便利なサービスは、海外では受けられない事が多いのである。
インターネットを使って、世界中何処からでも、コンタクト出来る様々なサービスだって、「登録」するのに日本の住所が必要だったり、「お使いの地域では・・・・」何て、メッセージがボロボロ出て来るのである。
計算機を始めとして、デジカメ、炊飯器、TV等々、日本のメーカーの製品であっても、日本語の説明書が無い物が多い。
海外で、日本人が、日本メーカーの家電を買おうとしても、結構不便なのである。
でも、海外に来れば、日本で買った日本の家電は殆ど使えない。
現地で買い替えなければならないのである。
そこんとこを、日本のメーカーに分かって欲しいのである。
Posted by うわん at 00:01│Comments(2)
│タイのバカ話
この記事へのコメント
日本で売っているものには、日本語の説明書しか付いていないのです。
日本、ガラパゴス化していますからね。
ちなみにデジカメ等も、注意が必要です。
日本で売っているものは、日本語のメニューしかないものがありますから。
日本、ガラパゴス化していますからね。
ちなみにデジカメ等も、注意が必要です。
日本で売っているものは、日本語のメニューしかないものがありますから。
Posted by Toshi@タイ at 2012年09月12日 09:02
Toshi@タイさん こんにちは。
数ヶ月前にスマートホンと言うのを買いました。
説明書が薄いです。でも日本語でした。
漢字とひらがなとカタカナが混ざって書いてありました。
声を出して読む事は出来ます が、書いてあるカタカナの意味が全く理解出来なかったです(泣)
知らない内に、日本語は独自の発展を遂げているようです。
我々は、世界のガラパゴスに浦島状態で戻るのでしょうか。
数ヶ月前にスマートホンと言うのを買いました。
説明書が薄いです。でも日本語でした。
漢字とひらがなとカタカナが混ざって書いてありました。
声を出して読む事は出来ます が、書いてあるカタカナの意味が全く理解出来なかったです(泣)
知らない内に、日本語は独自の発展を遂げているようです。
我々は、世界のガラパゴスに浦島状態で戻るのでしょうか。
Posted by うわん at 2012年09月12日 14:58